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3月18日:久保奪取 初の二冠に 王将戦第6局
羽生善治王将に久保利明棋王が挑戦する第59期王将戦(スポーツニッポン新聞社・毎日新聞社主催)七番勝負第6局が16日午前9時から神奈川県秦野市の陣屋で行われ、翌17日午後6時43分、後手番の久保がゴキゲン中飛車の超急戦を82手で制し、対戦成績4−2で初めて王将を獲得した。持ち時間各8時間のうち残りは羽生1分、久保10分。久保は自身初の二冠。羽生は名人・王座・棋聖の三冠に後退した。
3月17日:戸辺は全勝フィニッシュ 順位戦C級1組
第68期順位戦(朝日新聞社・毎日新聞社主催)C級1組最終11回戦全15局が16日に東西の将棋会館で行われた。すでに昇級を決めている戸辺誠六段と飯島栄治六段はともに勝ち、戸辺が10−0、飯島が9−1となった。降級点は1−9の西川慶二七段、2−8の中田功七段、大平武洋五段、神崎健二七段、3−7の佐々木慎五段、石川陽生七段につき、2回目の石川と神崎が降級となった。これで第68期順位戦はすべて終了した。
3月16日:紅組は石橋、白組は3者プレーオフ 女流王位戦
第21期女流王位戦(三社連合主催)は15日、挑戦者決定リーグの最終5回戦全6局が東京・将棋会館で一斉に行われた。紅組は前女流王位の石橋幸緒女流四段が5戦全勝で優勝、挑戦者決定戦進出を決めた。白組はここまで全勝の甲斐智美女流二段が岩根忍女流二段に敗れ、甲斐、岩根、上田初美女流二段が4−1で並んだ。プレーオフは甲斐−岩根戦の勝者が上田と挑決進出を争う。
3月15日:菅井に続き牧野が四段に 三段リーグ
第46回奨励会三段リーグの最終日となる13日に、東京・将棋会館で18、19回戦が行われ、すでに昇段を決めている菅井竜也三段に続き、牧野光則三段が昇段を決めた。最終成績は菅井が15−3、牧野が14−4。次点は13−5最上位の渡辺大夢三段。菅井は岡山県出身の17歳、井上慶太八段門下。牧野は和歌山県出身の21歳、木下晃七段門下。昇段日は4月1日付。
3月13日:阿部隆が降級 順位戦B級1組
第68期順位戦(朝日新聞社・毎日新聞社主催)B級1組の最終13回戦は、久保利明棋王−行方尚史八段が既報の通り4日に先行して行われ(行方勝ち)、残る5局が12日に東西の将棋会館であった。1位昇級を決めていた渡辺明竜王は杉本昌隆七段に勝ち、10勝2敗でフィニッシュ。残留残り1枠には堀口一史座七段に勝った畠山鎮七段が4−8で入り、2−8の阿部隆八段が堀口に続き降級となった。
3月10日:金井が昇級 有吉1000敗 順位戦C級2組
第68期順位戦(朝日新聞社・毎日新聞社主催)C級2組最終10回戦全22局が9日に東西の将棋会館で行われた。すでに昇級を決めている豊島将之五段は藤原直哉六段に勝ち10戦全勝。同じく高崎一生五段も澤田真吾四段に勝ち9−1。残る1枠には金井恒太四段が山本真也五段に勝ち、8−2最上位で入った。降級点は4−6最下位の西川和宏四段以下8人につき、有吉道夫九段、大内延介九段、児玉孝一七段、藤倉勇樹四段が3回目となりフリークラスへ降級。有吉と大内は規定により引退となった。有吉は順位戦最後の対局で村中秀史六段に敗れ、公式戦通算1000敗となった。加藤一二三九段に続く2人目。
3月8日:佐藤康が復位にあと1勝 棋王戦第3局
久保利明棋王に佐藤康光九段が挑戦する第35期棋王戦五番勝負第3局(新潟日報社・共同通信社主催)は7日午前9時から新潟市の新潟グランドホテルで行われ、後手番の佐藤が116手で勝ち、対戦成績2−1で復位まであと1勝とした。久保は得意の早石田が不発。持ち時間各4時間のうち残りは久保17分、佐藤1分。第4局は19日に東京・将棋会館で行われる。
3月6日:中田宏が昇級 順位戦B級2組
第68期順位戦(朝日新聞社・毎日新聞社主催)B級2組最終10回戦は5日に全12局が東西の将棋会館で行われた。すでに9回戦で中村修九段が昇級を決め、残る1枠は自力の中田宏樹八段が安用寺孝功六段に勝ち、8−2で逃げ切った。同じく8−2とした阿久津主税七段は順位差で次点。降級点は3−7の内藤国雄九段、土佐浩司七段、佐藤秀司七段、2−8の森けい二九段に付き、内藤と森は2回目の降級点となりC級1組に降級した。
3月3日:三浦が初挑戦決める A級順位戦
羽生善治名人への挑戦権を争う第68期A級順位戦(朝日新聞社・毎日新聞社主催)は最終9回戦前5局が東京・将棋会館で2日に一斉に行われ、結果は以下の通り(左が勝者、かっこ内はリーグ成績)。
 三浦弘行八段(7−2)−郷田真隆九段(4−5)
 高橋道雄九段(6−3)−谷川浩司九段(5−4)
 佐藤康光九段(2−7)−丸山忠久九段(5−4)
 森内俊之九段(5−4)−藤井 猛九段(3−6)
 木村一基八段(5−4)−井上慶太八段(3−6)

 この結果、三浦が単独1位となり、初の名人挑戦権を獲得した。羽生との七番勝負第1局は4月8、9日に東京都文京区で行われる。三浦のタイトル戦登場は1997年度の第68期棋聖戦以来4回目。羽生とのタイトル戦は第67期棋聖戦以来3回目。降級は佐藤康光九段に続いて井上慶太八段に決まった。
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